窓の断熱性能を高めるためには、熱を通しやすいフレームを小さくし、熱を通しにくいガラス面を大きくする必要があります。エルスターXは、熱を通しやすいフレームの露出を抑え、ガラス面積を拡大。意匠性・採光性も高めながら、最高水準の断熱性能を実現しています。

トリプルガラスの中間ガラスに、わずか1.3mmという特殊薄型ガラスを採用。トリプルガラスでありながら、複層ガラス並みの軽さを実現しました。 また、2つの中空層には熱伝導率が低いクリプトンガス/アルゴンガスを封入。それぞれのガスごとに最適に設計された厚さの中空層が優れた断熱性能を発揮します。

エルスターXは、フレーム自体の断熱性能も追求。 多層ホロー構造によって、フレーム内の中空層を増やし、熱を伝えにくくしています。また、“クリプトンガス入り”のタイプについては、ホロー内に断熱材を入れることで、さらなる高断熱化を図っています。

内外2枚をLow-Eガラスで構成したトリプルガラスを採用し、空気に比べ熱の伝わりを約60%抑えるクリプトンガスを封入。また、フレームのホロー内に断熱材を入れ、世界トップクラスの断熱性能を実現。

内外2枚をLow-Eガラスで構成したトリプルガラスを採用。空気に比べ熱の伝わりを約30%抑えるアルゴンガスを封入。

世界トップクラスの断熱性を誇るエルスターX。 従来の樹脂窓に比べ、熱貫流率が約44％も向上しています。樹脂窓を選ぶ際は、まず“熱貫流率”にご注目ください。

室内と室外の温度差や、室内の水蒸気により発生する結露。湿った窓際にカビが生えて、アレルギーを引き起こすおそれもあります。エルスターXは、優れた断熱効果で外気温の影響を受けにくくし、結露の発生を抑制します。

優れた断熱性能で、暖房時の熱の流出、冷房時の熱の流入を抑制し、エアコン効率をアップ。 消費電力量を減らすことで、暖冷房費やCO2排出量を大幅に低減します。

エルスターXは、見込を大きくすることでしっかり強度を確保しながら、フレームを極限までスリム化。 美しさも、明るさも、これまでの樹脂窓とははっきり違います。

高断熱を得るために、フレームの露出を抑えたエルスターX。 その結果、ガラス面積が広がり、眺望性・採光性も大きく向上しています。

LIXIL独自の樹脂溶着技術により、コーナー部の凹凸を削ぎ落とし、すっきりとシンプルな形状に。さまざまな住宅スタイルに合わせやすいフラットなデザインを実現しています。

クレセントやハンドルなどのパーツもシンプルに。洗練されたデザインで、窓辺をスマートに演出します。

ガラスが3枚入っているから、重いのは当たり前。 そんなこれまでの常識を、新開発のトリプルガラスが一新します。中間ガラスにわずか1.3㎜の特殊薄板ガラスを採用し、複層ガラスと同等レベルの軽さを実現しました。窓の開け閉めがラクになるのはもちろん、躯体にかかる負担も軽減します。

トリプルガラスの中間ガラスに、わずか1.3㎜の特殊薄板ガラスを標準で採用。 さらにオプションで、室内側ガラスも特殊薄板ガラスにすることが可能です。

背面を広くとり、緩やかな丸みを加えることで、握り心地をやさしくし、奥行きを深めることで、ホールド感を向上。最前面の見付を狭くすることで、スリムな印象にしています。

小さな子どもからお年寄りまで、簡単&スムーズに操作できる“家族へのやさしさ”へのこだわり

枠出幅65mmと大きく確保することで、通気工法や厚壁化に対応。前垂れを抑制するために、躯体掛かり寸法を36mm確保し、住宅の高耐久化に貢献します。

窓枠は「アングルなし」と「アングル付き」の両方をご用意。施工条件や使い勝手に合わせてお選びいただけます。

従来クギ留めしていた室外側の固定を皿木ねじに変更。室内側と固定方法を合わせることで、施工性を向上させました。